牛=狐の六十四卦「蒙」 #八卦診断

蒙は、通じる。我童蒙を求むるにあらず。童蒙来りて我に求む。初筮は告ぐ。再三すれば穢れる。穢れれば告げず。正しきに利あり。

一言で言うと

牛にとって狐は「苦手分野をカバーしてくれる頼りになる共闘者」です。

全般

牛と狐は上爻と中爻がいずれも異なるトーテムで、考え方も出自も大きく異なりますが、向かう方向が同じであるが故に非常に重要な味方となる関係です。

特に、狐は牛にとって苦手になる細かい情報収集や人付き合い・マネジメント、営業などの外向的な仕事をばっちりこなしてくれる存在です。また、牛の環境を保全する責任者の蛇に唯一意見することが出来る人ですから、困ったことがあったときに頼りになることが多い相手です。

狐に対しては遠慮せずにいろいろなお願いごとをしてみましょう。生真面目な牛はなかなか人に頼れないところがありますが、牛の苦手なところを狐はきっちりやってくれます。狐も牛の仕事を真似したり邪魔したりする気はないものですから、安心して協力関係を築きましょう。

交友

牛と狐の交友関係はやや希薄になります。趣味が異なり、興味関心の幅も深さも方向も違いますから「なんか気が合わないな」となることの方が多いかもしれません。

ですが、最も奥の深い話に至ると「これは信頼のおける相手だ」と感心するに違いありません。牛と狐は同じく魂を燃やしてこの世界のために戦う存在ですから、アプローチや見え方が違って見えてもお互いのことを深く理解し合えるはずなのです。

狐はちょっとずるかったり人間味がなかったりするように見えるかもしれません。無茶なことをお願いしてきたりするかもしれませんが、狐の本質である「本当に大事なことは、目に見えない」という箴言に照らして、その奥底にある強く真っすぐな使命感を理解してあげましょう。

恋愛

牛と狐はなかなか恋愛に発展しません。牛は恋愛に対して奥手であることが多く、狐は理性的に自他の恋愛感情を制御しますから、お互い真面目なままであまり情緒的なやりとりにならないままのケースが多いのです。

とはいえ、相性が悪いわけでは全くなく、関係性が成熟した状態ではむしろ「大人同士、ここは私生活でも手を取った方が良い」と判断してパートナーとなることも出来ます。

牛も狐も一番大事なのは自分が世界に対して何ができるかであり、自分の利益や快不快ではないので、一緒になることが仕事に良い影響を齎すかどうかを大事にしましょう。一見ドライな姿勢に見えるかもしれませんが、そういうのを成熟した人間関係と呼ぶのです。

仕事

牛と狐はお互いの得意分野で仕事をする間柄ですから、もちろん仕事での相性も抜群です。

ただ、どちらかがどちらかの上・下ということになると話がややこしくなってきます。牛は基本的に己の仕事に誰かの意志を介入させるべきではなく、狐は蛇の意志を尊重して動く必要があるので、できれば異なるチームで価値を発揮するのが望ましい状態です。

とはいえ、これは「距離を取れ」ということではありません。むしろ牛は積極的に狐にお願いごとをしましょう。狐はそのお願いごとに大喜びで応えてくれるはずです。というのも、狐はがんらい「自分にできることなど大したことがない」と思いがちで、牛へのリスペクトが強すぎるあまり「牛のためにできることなんてあるのかしら……」と思い悩むことが多いのです。

役に立つ気のある者は何でも使うべきですし、それがあなたの仕事に良い影響を齎すのであればなおさら躊躇する必要はありません。必要なだけ協力を要請しましょう。

闘争

牛と狐は考え方と動き方がまるで異なるので、同じ目的に向かって動く中でもすれ違いが発生することがままあります。

ただ、牛と狐は争うべきではなく、しっかりと状況を整理し、お互いの意志を確認して信頼を再構築することが何より大切です。

牛が狐の振る舞いに、たとえば無理なお願いばかりしてくるとか、分別のない発言をされたとか、そういう不満が発生した場合は、必ず蛇に相談しましょう。蛇は狐の上司であり、仕事全体の最終責任者ですから、牛と狐が問題に直面しているときにこそ仲介と状況整理をしてくれるはずです。

叡智

牛が狐に対して大事なことは「役割分担をきちんとすること」です。

牛と狐はお互いに大事な仕事を協力して分担し合う仲間ですが、もしも狐が牛の仕事を侵犯しそうなときはきちんと注意をしましょう。

また、この六十四卦「蒙」では、狐が牛に対して猿への接し方を教えている様子が描かれています。このように、狐は牛の苦手分野では良き指導者にもなりますから、任せること、素直に話を聞くことも大事です。

狐は勘違いされやすい生き物ですが、牛にはその真価が分かるはずですよ。

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