
困は、通じる。正しい。大人は吉にして咎なし。言うことがあっても信じられない。
一言で言うと
兎にとって狐は「正論を全力で投げ込んでくるちょっと空気の読めない人」です。
全般
兎=狐の六十四卦は「困」といい、文字通りの困難を示します。
兎と狐は下爻だけが異なる非常に似たトーテムですが、兎が多くいる場所に狐が入ってくる場合、価値観の対立が発生したり、準備が出来ていないのに重要な仕事をする羽目になったりして問題ごとが発生しがちです。
八卦の中でも特に変化しやすい兎ですが、狐に対してはむしろ逆に、飲み込むように兎に戻してしまう働きがあります。これに抗う狐との間でいさかいが発生するので、注意が必要です。
交友
兎と狐は、そのままで遊ぶことはちょっと難しい間柄です。
狐も狐で遊びたい気持ちはきっとあるはずなのですが、何しろ強い使命感に突き動かされているので「遊んでる場合じゃない!」と、そわそわしたり、遊びの中に仕事を持ち込んでしまったりして、文字通り困ったことになってしまいます。
とはいえ、狐は環境に馴染みやすい生き物なので、優しく語りかけてあげれば、本来の優しい心を見せてくれます。
絵本「きつねのおきゃくさま」を読んだことがあるでしょうか?ちょうどああいう感じです。レッツトライ!
恋愛
恋愛においても兎と狐はなかなか一筋縄ではいきません。兎にとってみれば、狐のこだわりは少々頑固というか、堅物にすぎるように見えることが多いので、そのままだとなかなか素直におしゃべりできないかもしれません。
とはいえ、ここでも優しさモフモフ作戦が功を奏します。狐は元来とっても優しい生き物ですから、同じように優しさで包んであげると、それはもうイチコロです。レッツトライ!
仕事
狐と兎は、その性質上仕事ではほとんど出会うことがありません。狐は営業・デザイン・企画・マーケティングなどの、コミュニケーションをベースとした仕事を得意とするのに対して、兎は間接部門、バックオフィスでの経理や人事、またはエッセンシャルワーカーといった献身的な仕事を得意とするので、なかなか業務で交差することはないでしょう。
ただ、実際に仕事をすると意外にもウマが合い、打ち解けることがあるかもしれません。何せ、大元はとてもよく似た者同士ですから、話はスムーズでしょう。
闘争
兎は、狐に対して非常に有利な特徴を持っています。繰り返す通り、狐は表向き非常に厳しく真面目な態度でいますが、その実、とっても優しくて思いやりに溢れた生き物です。そこを突いて、相手の優しさに訴えるような方法、たとえば「あなたのことを信じています」「きっとあなたなら分かってくれる」というような語り掛け、または一緒にお出かけしてみる、食事に誘うのも有効です。
要は懐柔策が兎から狐に対して非常に有効、ということなのですが、注意すべき点が一点。
成熟した狐の近くには強力な蛇が必ずいます。そして、兎は蛇に対して非常に弱く、百戦で百敗間違いなしという相性にあります。
狐は優しさでモフモフ包み込む!蛇が居たらすぐ逃げる!これを忘れないようにしましょう。
叡智
兎が狐に対して大事なことは「優しさに訴えること」です。
兎の中に狐が現れる事態は、文字通り困難を伴う状況ではあるものの、兎にとって有利なゲームであることは変わりありません。困難を耐え忍ぶのは、兎は得意なはずですからね。